結婚祝いののし
結婚のお祝いには、10本の水引で結んだ「結び切り」で『寿』と書かれたのしをかけるのが一般的です。ほかに、「御祝い」「御結婚祝い」も◎。黒の筆などで濃く書きます。
水引は10本の結び切り、または、あわび結びで。結び目は、簡単にほどける(離れる)ことなく、二度繰り返さないようにと願いをこめて、用いられます。
すぐに、ほどけてしまうので、出産や、入学のように何度あってもいいお祝いのときに用いられる、花結びは、結婚祝いとしては、タブーとされています。水引の色は、金銀、紅白、金紅 など。
会社から贈るときも、贈り主が明確になるようにのし下に社名を記載しましょう。
- 結婚祝いを贈る場合
○○さん、結婚おめでとうございます。美しい花嫁姿に、ご両親様のお喜びもひとしおでしょう。
これからは、○○さんと力を合わせて明るく楽しい家庭を築かれてください。
本日、心ばかりのお祝いの品をお贈りしました。気に入っていただければ幸いです。
お若い二人のことですから、これを機会に益々お仕事にも励まれることでしょうが、お体にも気を配ってくださいね。そして、早く新しい家族が授かりますようお祈り申し上げます。
略儀ながら、書中をもって結婚のお祝い申し上げます。
- 寿退社をする先輩へのお祝い
○○先輩、ご結婚おめでとうございます。いよいよ結婚式も目前となりましたね。○○先輩の美しい花嫁姿を想像して、自分たちのことのようにわくわくしています。
○○先輩には、未熟な私たちにいつもご指導をしていただきありがとうございました。私たちも○○先輩のお導きに従って、これからも一生懸命努力してまいります。そして、私たちも○○先輩のお幸せにあやかりたいと思っています。
本日、心ばかりのお祝いの品をお贈りしました。気に入っていただければ幸いです。
これからもお体にお気をつけて幸せなな家庭を築かれてください。
-