贈り物・お返しならギフトのはてな？

Q.　故人が生前、入院療養中にお見舞いをいただいたが、退院することなく亡くなってしまいました。そのお見舞いを頂いた分はどう考慮したら良いでしょう。

A.　香典返しと見舞御礼は別々に区分して行います。

そもそも、入院のお見舞いと死は全く別の事柄。たとえ快気祝いが出来ずに亡くなってしまったとしても、お見舞いに対して、香典をいただいたことへ対してのお返しとして、別々に区分して行いましょう。

Q.　葬儀に生花（花輪）を香典とは別に頂きましたが、お返しにはどう考慮したらいいでしょう。

A.　花代と香典返しを合算して考えます。

一般的には、生花や花輪は平均15,000円ほど。さらに香典を10,000円頂いていたとすれば、合計25,000円の半分程度、12,000円前後で考えます。ただ、花代など地域によって開きがあるので、見当がつかないようでしたら、頂いた方に失礼のない程度に葬儀屋さんに目安を聞いてみるのもいいかもしれません。

Q.　弔電だけを頂いた方へのお返しは？

A.　弔電はお金ではありませんが、費用はかかっているので、その半返しとする方が多いようです。

弔電費用は様々ですが、平均的に見て2,500円〜3,000円程度が多く使われているようです。ご挨拶状だけを郵送するという対応もありますが、3,000円程度の香典とみなして、半額の1,500円程度の品物をお返しする方も多いようです。

Q.　個人名がなく、会社名で頂いた香典のお返し先は？

A.　通常は会社宛にお返ししますが、詳しくは会社の取り決めに従います。

会社宛に香典返しをする場合には、皆さんで使っていただけるような実用的なものが喜ばれます。

気をつけることは、会社によっては社内でのお返しなどをしない取り決めにしていることもあるので、疑問におもったら、問い合わせてみましょう。

Q.　会社・役職・個人名が書かれた香典と、同一人物から個人名だけ書かれた香典もいただいた場合、お返しはどうすればよいでしょう？

A.　会社宛に届ける役職名・ご芳名を入れたものと、本人のご自宅に届ける芳名だけ入れたお返しの両方を用意します。

会社宛のお返しは上記にもあったように、通常は会社宛にお返ししますが、詳しくは会社の取り決めに従いましょう。ご自宅に送るお返しについては、通常のお返しと同様です。

Q.　複数の方の連名の香典を頂いた場合、お返しはどうすればよいでしょう？

A.　連名の方それぞれにお返しします。

たとえば、5名連名の香典で頂いた金額が30,000円だった場合、一人当たり6,000円と考え、その半額の3,000円程度のお返し品を送ります。

Q.　ご夫婦や親子など、同居している方からそれぞれ別に香典を頂いた場合、お返しは？

A.　それぞれ別々にお返しします。

ただ、同居されているので、銘々札つきのお返しを一括二重包装で送るのは問題ありません。