贈り物と一口に言っても、出産のお祝い内祝い、結婚のお祝いの贈り物、御中元・お歳暮、入園・入学のお祝いの贈り物から、引越しやお見舞いなどのご挨拶、香典返し、供物・供花…と、そのバリエーションは幅広いもの。
贈り物やお返しはどんなものが好まれるのか、贈る時期やマナーなど、贈り物に関するはてな?を強力サポート!します。
結婚祝いを贈る時期とは?
式場によってプログラムの中に、贈り物を手渡す機会が設けられていたり、省かれていたり…と場合それぞれ。せっかくなら、慌しい式の当日に新郎新婦に荷物を増やさないように、事前にお祝いの贈り物を届けましょう。
お祝いの贈り物は遅くとも、挙式の一週間前に贈るのが◎。丁寧にするには贈り物を自宅へ直接届けますが、相手の状況に合わせて、外で会って手渡すか、託送したり、専門店から直送も可。その場合は、贈り物にお祝いのメッセージを添えたり、送り状を別送しましょう。
挙式までに間に合わないようなら、新郎新婦が新居に落ち着いてから、必要な品や不足していた品物を聞いた上で贈り物を贈るのがベスト。
のし紙やのし袋の熨斗のデザインは、メーカーによって異なっていますが、大きく見れば東日本様式と西日本様式に分かれています。熨斗のデザインのほか、熨斗の配置箇所も異なっています。
お祝い品に欠かせないのし東日本・西日本での様式の違いって?
出産内祝いを贈るときの名前って…
出産祝いを頂いた場合、地方によっても異なりますが、一ヶ月後くらいにお返しとして内祝いを贈ります。目安としては、頂いた祝い品の半額から三分の一程度。
身内には、子供の写真を添えた写真立てや漆器などの調度品ギフトを。友達であれば、好みの家庭用品や雑貨など、仕事関係者や近所付き合いなら、調味料ギフトやワインなどの食品、タオルといった実用品を贈るのが一般的。
贈る品には、紅白の蝶結びののし紙に「内祝」と表書きし、子供の名前を入れましょう。
香典返しの贈り物はどんなもの?
香典返しの品としては日用品が無難。最近では、カタログギフトを選ぶ方も増加中。
会社や、グループなどから香典を頂いた場合は、共同で使えるもの、もしくはお茶やお菓子といったような皆で分けられる贈り物を選びましょう。
贈り物につけるのし紙は黒白、または黄白の結び切りで、一般には「志」とし、水引の下に喪家の姓を書きます。戒名などをつけるときは、短冊に書いて左肩に貼ります。
表書きは、宗教によって異なるので、注意が必要です。